厳しい自然環境が育んだ、木目が美しく弾力性に富み、耐久性にも優れた「東濃檜」。
「鵜飼アージュウェディング」で結婚証明書を納める額は、その「東濃檜」の一枚板を使用した希少な伝統工芸品。
額を製作しているのは、中津川にある「有限会社　然」。
代表取締役の内木さんは、先代から受け継いだ技術を守りながら、試行錯誤の末に檜の板をなだらかな曲線状に曲げる加工を編み出しました。
「曲げる部分に、１ミリ単位で20本程の繊細な溝を加工し、ゆっくりと曲げています。これは機械では難しく、全て手作業で行っています」と話す内木さん。
木と対話をするかのように、１つ１つ心を込め、丁寧に作り込まれた清々しい「東濃檜」の額。
夫婦となる二人の新たな門出を静かに祝福します。